野菜の価格の見通しを生育状況と一緒に解説!2021年10月版!

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野菜の価格の見通しを生育状況と一緒に解説!2021年10月というテーマでお届けします。

現在の野菜相場は今夏の大雨による影響を受けて価格が上昇しています。

現在の野菜の生育状況と2021年10月の野菜の価格の見通しを解説していきます。

価格見通しをもとに献立の参考にどうぞ!

 

2021年10月の野菜の生育状況と見通しは?

2021年の8月が全国的に降雨量が多く、日照時間がかなり少なかったため、気温も低めでした。

これらの条件が野菜の生育に大きな影響を与えており、9月以降の日照時間が増えたことで産地や品目によって回復傾向がみられるものもあります。

現在の野菜の生育状況を「生育状況のよいもの」・「生育状況の悪いもの」に分けて紹介します。

 

生育状況のよいもの

生育状況が順調に推移しているのは野菜は次の通りです。

  • だいこん
  • にんじん
  • キャベツ
  • ねぎ
  • さといも

トマトやピーマンも概ね生育がですが、一部の産地で天候不順による影響がみられます。

 

生育状況の悪いもの

生育状況が遅延・停滞傾向にある野菜は次の通りです。

  • ほうれんそう
  • レタス
  • きゅうり
  • なす

この4品目は長雨・曇天等の影響で生育が遅延傾向にあります。

はくさいは長雨・曇天の影響で生育が停滞傾向。

また、ばれいしょ・たまねぎは7月の高温・干ばつの影響で玉の肥大が進まず小玉の傾向です。

 

2021年10月の野菜の価格の見通しは?

2021年10月の野菜の価格の見通しをもとに「今月のお買いな野菜」、「価格が高騰しそうな野菜」、「価格が平年並みの見込みの野菜」を順番に紹介します。

 

「今月のお買い得な野菜」

にんじん(10月前半)は、例年と比べて生育が順調で、安くなる見込みですのでおすすめです。

10月の後半には、7月の高温・干ばつの影響を受けた作型の出荷が始まるため、出荷数量、価格ともに平年並みに戻る見込みです。

にんじんは正しく冷蔵庫で保管することで1カ月程度の保存が可能ですので、買い置きもおすすめです。

にんじんを長持ちさせる保管のポイント
  • 水分が付いていると腐りやすくなるため、買ってきたら必ず袋から出します。
  • 乾燥にも弱いため、むき出して置いておくのもNG。
  • にんじん保存の基本は「育った土の中」のような環境にすること。
  • 1本ずつペーパータオルで包んで袋またはラップでくるみ乾燥を防ぎ、縦に置いて保存する。

 

「価格が平年並みの見込みの野菜」

生育が比較的順調で平年並みの価格で推移が見込まれる野菜は次の通りです。

  • 大根
  • きゃべつ
  • ほうれん草
  • ねぎ
  • きゅうり
  • トマト
  • ピーマン
  • じゃがいも
  • 里芋

 

「価格が高騰しそうな野菜」

白菜

主な産地では長雨・曇天の影響で生育が停滞傾向であるため、10月前半の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回る見込み。
後続産地の生育が順調であるため、10月後半ぐらいから出荷数量、価格ともに平年並みに戻る見込みです。

レタス

主な産地において長雨・曇天の影響で生育が遅延傾向であるため、10月前半の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回る見込み。
今後、天候が良好に推移した場合は生育の回復が見込まれるため、10月後半ぐらいから出荷数量、価格ともに平年並みに戻る見込みです。

なす

主産地において長雨・曇天の影響で生育が遅延傾向であるため、10月前半の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回る見込み。
今後、天候が良好に推移した場合は生育の回復が見込まれるため、10月後半ぐらいからの出荷数量、価格ともに平年並みに戻る見込み。

玉ねぎ

主産地において7月の高温・干ばつが原因で玉肥大が進まず、小玉傾向です。

10月の出荷数量は平年を下回り、価格は平年を上回る見込みです。

 

まとめ:2021年10月の野菜の価格の見通し

10月の野菜の価格の見通しを紹介しました。

長雨の影響が響き、まだしばらくは葉物野菜を中心に値段的にも高めの相場が続きそうです。

今後の見通しとしては、このまま天候が良好に推移すれば10月の後半から価格も下がり傾向で落ち着きそうです。