イギリスの国歌が変わる?歌詞の意味や和訳と変更点を紹介!

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今回は「イギリスの国歌が変わる?歌詞の意味や和訳と変更点を紹介!」と題してお届けします。

イギリスのエリザベス女王の逝去に伴い、イギリスの国歌が変更になります。

世界的に見ても君主が変わることで国歌が変わるというケースはあまりないようです。

イギリスの国歌はどのように変わるのでしょうか?

歌詞の意味や和訳と変更点について紹介します。

 

Contents

イギリスの国歌が変わる!God Save the QueenからGod Save the Kingに!

「God Save the Queen」(ゴッド・セイヴ・ザ・クィーン/女王陛下万歳)はイギリスや連邦王国の諸国で賛歌(アンセム)として歌われており、イギリス国内では法制化こそされていないものの、事実上のイギリス国歌として位置づけられています。

 

イギリスの国歌God Save the Queenの歌詞と和訳

イギリス国歌God Save the Queenの歌詞と和訳
God save our gracious King/Queen,Long live our noble King/Queen,
God save the King/Queen:Send him/her victorious,Happy and glorious,
Long to reign over us,God save the King/Queen.

おお神よ我らが慈悲深き国王/女王を守りたまへ
我らが気高き国王/女王よとこしへにあれ、
神よ国王/女王を守りたまへ:
君に勝利を
幸福を栄光をたまはせ
御世の長からむことを:
神よ国王/女王を守りたまへ

O Lord, our God, arise,Scatter his/her enemies,And make them fall.
Confound their politics,Frustrate their knavish tricks,
On Thee our hopes we fix,God save us all.

おお主よ、神よ、立ち上がられよ
汝と君の敵を消散せしめたまへ
打ち砕きたまへ
彼らが策を惑はしたまへ
彼らが騙し手を挫きたまへ
我らが望みは汝の上に!
神よ我等を救いたまへ

Thy choicest gifts in store,On him/her be pleased to pour;
Long may he/she reign:May he/she defend our laws,
And ever give us cause,With heart and voice to sing/To sing with heart and voice
God save the King/Queen.

汝が選り抜ける進物の
君に喜びと注がれむことを;
御世の長からむことを:
我らが法を守りたまひ
絶えず理想を与へたまへ
歌ふ心で歌ふ声で/声無きも声高きも謳ひぬ

引用:Wikipedia 歌詞は1番から6番までありますが3番までを引用しています。 

 

歌詞の変更点は?

エリザベス女王の在位期間中は女王陛下へ捧げる曲でしたが、チャールズ国王の誕生で次の部分が変更となります。

このように女王を表現する歌詞が今後は国王を表現する単語へと変更になります。

また国王が在位している期間は歌詞の一部が変更され、「Queen→King」・「She→He」・「Her→him」が用いられます。

また、第3節第6行は「To sing with heart and voice」から「With heart and voice to sing」に変更されます。

 

サッカーやラグビーでイングランド代表が歌う国歌は?

連合王国(UK)の構成国のスコットランド、北アイルランド、ウェールズにはそれぞれの国歌があります。

サッカーやラグビーなど、UKと関係なく個別の代表を出しているスポーツの試合では、それぞれの国の国歌が歌われます。

 

サッカーやラグビーイングランド代表の国歌は?

サッカーやラグビーではイングランド代表のアンセムとして試合前に歌われることが慣例となっておりスタジアムに集ったファンが一体となり歌う「God Save the Queen」(ゴッド・セイヴ・ザ・クィーン/女王陛下万歳)はスタジアムで生観戦する醍醐味のひとつです。

今後の国歌斉唱では「God Save the King」(ゴッド・セイヴ・ザ・キング/国王陛下万歳)が歌われることになります。

 

国歌変更に伴う世間の反応は?

日本人でさえエリザベス女王に敬愛の念を持っていたことがよくわかる一例ですね。

 

70年間も長きにわたり、国民が口ずさんできた曲が変わるのはさびしいことですね。

 

サッカーやラグビーのファンは「God save the Queen」を聞きなれているので慣れるまでの間はQueenと歌ってしまいそうですね。

 

イギリスの国歌が変わる?歌詞の意味や和訳と変更点を紹介!まとめ