今回は「イギリスの国歌が変わる?歌詞の意味や和訳と変更点を紹介!」と題してお届けします。
イギリスのエリザベス女王の逝去に伴い、イギリスの国歌が変更になります。
世界的に見ても君主が変わることで国歌が変わるというケースはあまりないようです。
イギリスの国歌はどのように変わるのでしょうか?
歌詞の意味や和訳と変更点について紹介します。
Contents
イギリスの国歌が変わる!God Save the QueenからGod Save the Kingに!
イギリス国歌の歌詞が70年ぶりに変わりましたね🇬🇧
国歌の歌詞が変わることがあるとは驚きです👑
歴史的瞬間 https://t.co/lCDiUDdM5U
— Liver duck@02-03〜リバプールサポ (@story_ynwa) September 11, 2022
イギリスの国歌God Save the Queenの歌詞と和訳
God save the King/Queen:Send him/her victorious,Happy and glorious,
Long to reign over us,God save the King/Queen.
おお神よ我らが慈悲深き国王/女王を守りたまへ
我らが気高き国王/女王よとこしへにあれ、
神よ国王/女王を守りたまへ:
君に勝利を
幸福を栄光をたまはせ
御世の長からむことを:
神よ国王/女王を守りたまへ
O Lord, our God, arise,Scatter his/her enemies,And make them fall.
Confound their politics,Frustrate their knavish tricks,
On Thee our hopes we fix,God save us all.
おお主よ、神よ、立ち上がられよ
汝と君の敵を消散せしめたまへ
打ち砕きたまへ
彼らが策を惑はしたまへ
彼らが騙し手を挫きたまへ
我らが望みは汝の上に!
神よ我等を救いたまへ
Thy choicest gifts in store,On him/her be pleased to pour;
Long may he/she reign:May he/she defend our laws,
And ever give us cause,With heart and voice to sing/To sing with heart and voice
God save the King/Queen.
汝が選り抜ける進物の
君に喜びと注がれむことを;
御世の長からむことを:
我らが法を守りたまひ
絶えず理想を与へたまへ
歌ふ心で歌ふ声で/声無きも声高きも謳ひぬ
引用:Wikipedia 歌詞は1番から6番までありますが3番までを引用しています。
歌詞の変更点は?
エリザベス女王の在位期間中は女王陛下へ捧げる曲でしたが、チャールズ国王の誕生で次の部分が変更となります。
このように女王を表現する歌詞が今後は国王を表現する単語へと変更になります。
また国王が在位している期間は歌詞の一部が変更され、「Queen→King」・「She→He」・「Her→him」が用いられます。
また、第3節第6行は「To sing with heart and voice」から「With heart and voice to sing」に変更されます。
サッカーやラグビーでイングランド代表が歌う国歌は?
アップルがエリザベス女王を悼んでいた。
その女王が1966年のW杯で優勝した開催国イングランド代表ボビー・ムーアにジュール・リメ杯を授与する一枚は印象的。
知らなかったのは大戦中、軍人としてエンジン整備していた話。https://t.co/ILUjI35P7h
UKは国歌が変わるなど時代の区切りと言えるのかも pic.twitter.com/S3TMhoBhKs— 江藤高志@川崎フットボールアディクト 10/2札幌マラソンエントリー(ハーフ) (@etotakashi) September 9, 2022
サッカーやラグビーなど、UKと関係なく個別の代表を出しているスポーツの試合では、それぞれの国の国歌が歌われます。
サッカーやラグビーイングランド代表の国歌は?
サッカーやラグビーではイングランド代表のアンセムとして試合前に歌われることが慣例となっておりスタジアムに集ったファンが一体となり歌う「God Save the Queen」(ゴッド・セイヴ・ザ・クィーン/女王陛下万歳)はスタジアムで生観戦する醍醐味のひとつです。
今後の国歌斉唱では「God Save the King」(ゴッド・セイヴ・ザ・キング/国王陛下万歳)が歌われることになります。
国歌変更に伴う世間の反応は?
ちょっと待って。チャールズ王の御代になったということは、これからはイギリス国歌の歌詞はGod save the kingになり、お札やコインや切手が王の横顔に変わり、クイーンズイングリッシュなどという言い回しもキングズイングリッシュになり… (以下略) やっぱり寂しい。やだー😭
— イセキ アヤコ (@isekiayako) September 8, 2022
イギリス国歌、QueenがKingに、herがhis/himに変わるのと、3番の歌詞の一節”To sing with heart and voice”が”With heart and voice to sing”になります
70年唄われてきた歌詞の変更で、しばらくは戸惑う人も多そう
(・А・` )— Yuzuki Eiren (@Yuzuki_Eiren) September 8, 2022
そうかW杯でイングランド代表の国歌は”God save the Queen”ではなく”God save the King”になるのか 英国民はもとよりわれわれも英国の君主といえば「女王」しかいなかったから違和感もあるしまだ悲しい気持ちも癒えないよな……
— 柳 大輔 (@DFLiu) September 10, 2022
イギリスの国歌が変わる?歌詞の意味や和訳と変更点を紹介!まとめ