大谷翔平の年俸が安い!年俸推移と2021年の年俸がなぜ安いのかをわかりやすく解説!

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大谷翔平の年俸が安い!年俸推移となぜ安いのかをわかりやすく解説!というテーマでお届けします。

連日のテレビ中継で大谷翔平を取り上げる回数が日に日に増えています。

「前人未到」、「史上初」、「二刀流」という言葉を今年に入って何度も聞いたことがある人も多いと思います。

普段、野球中継を見ない人でもわかるくらいすごく活躍をしているということの証明です。

でも大谷翔平の2021年の契約年俸は300万ドルで2022年の契約も550万ドルです。

最近の活躍を聞いて、この金額だけを聞くとなぜこんなに格安な契約なのかという疑問が湧きます。

大谷翔平の年俸が安い理由について調べてみました。

日本ハム時代からエンジェルスの最新契約の年俸推移も比較しながら契約にいたった過程ついても紹介していきます。

 

大谷翔平の年俸が安い理由はなぜ?

メジャーリーグで活躍する選手の年俸は日本のトップクラスの野球選手と比較しても非常に高額なことで有名です。

最近の露出度は全盛期のイチローに匹敵するのではないでしょうか?

そうであれば年俸もさぞかし貰っているのだろうと思いますよね?

その年俸が低い理由には2つの大きな理由がありました。

 

年俸が安いのはメジャーリーグ移籍時の契約が原因!

大谷翔平が契約した2017年はメジャーリーグとメジャーリーグの選手会で2016年に締結された新労使協定が適用されこの契約が年俸を低く抑えられた原因です。

大谷翔平はメジャーリーグにポスティングシステムで移籍しました。

ポスティングシステムは、FA権を持たない選手が移籍する際に使われる入札制度のことです。

ポスティングの手順
  1.  日本の球団からメジャーリーグに申請する。
  2. 対象となる選手と交渉希望のメジャーの球団が入札をして、入札額の最上位球団が交渉権を得られる。【入札額の上限:2000万ドル(約22億円)】
  3. 交渉権を得られたメジャーの球団と選手が交渉をする。
  4. 合意した場合はメジャー球団から日本の球団へ入札金額(譲渡金)を支払う。

 

新労使協定の要約と年俸調停権とは?

新労使協定で外国人選手がメジャーリーガーになるための条件が二つあります。

  • 年齢が25歳以上であること。
  • 自国でのプロ野球経験が6年以上であること。

2017年当時の大谷翔平は、日本でのプロ野球経験が5年でアマチュアとして扱われ、マイナー契約でエンジェルスとの契約をしました。

また、この協定ではマイナー契約でスタートし途中でメジャー契約に変更できますが、大型契約は禁止でメジャーリーグが規定している最低保障年俸「54万5000ドル」が適用されます。

また、年俸調停権が得られる3年目までは、球団の提示のもと年俸を低く抑えられる傾向にあるとされています。

年俸調停権とは・・・

メジャーリーグで3年間実績を残した選手に与えられる権利。

選手と球団の契約条件に差がある場合に、選手が年俸調停権を行使することで第三者による公聴会が開かれ、年俸を中立に決めてもらうことができるシステム。

つまり、今期の契約から年俸の調停権が得られるのでこれまでの低い契約を見直せるチャンスがあったのですが・・・

 

怪我が無ければ2021年以降の年俸推移は大幅アップの見込みだった!

2021年の年俸が安いのはトミージョン手術を受け、投手としての登板が無く、打者としての前年の活躍によることが原因です。

大谷翔平はメジャー一年目に新人王になりました。

新人王に選ばれた成績内容

打者:104試合出場、打率.285、22本塁打、61打点、OPS(出塁率+長打率).925、10盗塁

投手:10試合登板、44勝2敗、防御率3.31、51回2/3イニング登板、63奪三振

1919年のベーブ・ルース以来の「15本塁打&50イニング登板」、MLB史上初の「20本塁打&50奪三振」、「10試合登板&20本塁打&10盗塁」を達成!!

数々の史上初の記録を樹立したメジャー移籍初年度はの成績は大谷翔平の価値を高めます。

この活躍が続けば年俸調停権の得られる2021年の契約からは大幅な金額アップを目指せるところでした。

しかし、前年の成績が契約の判断材料となり2年800万ドルという現在の契約に落ち着いた訳です。

契約する球団側としては怪我をした影響を元にどう評価すればよいかわからないということです。

これは投手としてだけ計算できるのか?打者だけ計算できるのか?両方計算できるのか?

まだ十分に今後の活躍を判断できる材料がなかったので、球団も契約提示に慎重になり、かつ低めの金額を提示して様子をみるという戦略だったのです。

このことについては、次のGMコメントからも読み取ることができます。

ペリー・ミナシアンGM【2021年・2022年度契約合意発表時コメント】
「我々は交渉を続けることができた。1年契約をまとめるには時間がなかったと思う。これは間違いなくユニークなケースで、多くの例もない。しかし我々が交渉を更に行い、複数年契約について議論するにあたって、この金額が並んだ。双方にとって利益とリスクがある。間違いなく我々にとっても、そして彼らにとっても理にかなっている。契約を完了させることができて喜んでいる」引用:Full-Count

 

年俸推移を日本ハム時代から現在まで紹介!なぜ年俸の安い契約を選んだのか?

ポスティング制度でMLBに移籍した、大谷翔平の日本ハム時代からの年俸推移を見てみましょう!

大谷翔平日本ハムファイターズでの年俸推移(推定)

2013年 1500万円

2014年 3000万円

2015年 1億円

2016年 2億円

2017年 2億7000万円

大谷翔平のMLB・エンゼルスでの年俸推移(推定)
※1ドル=110円換算
2018年 54万5000ドル(約6000万円)※メジャー最低保障給

2019年 65万5000ドル(約7200万円)

2020年 70万ドル(約7700万円)※60試合のため減額約37%

2021年 300万ドル(約3億3000万円)

2022年 550万ドル(約6億円)

この数字を見てわかるように日本では最高2億7000万円の年俸を稼いでいましたが、年俸を6000万円まで下げてでもメジャーリーグの移籍を優先しました。

なぜそういう決断にいたったのでしょうか?

 

一日でも早くメジャーリーグに挑戦したかった!

大谷翔平が5年ほど日本のプロ野球選手として活躍し、あと2年待てば新労使協定の適用を受けずにメジャーリーグに行くことができました。

2年待つことで2億ドル(220億円)以上の契約が見込まれていたと言われています。

それでもマイナー契約で飛び込んだのは、大谷翔平はメジャーリーグが野球をする上で最もレベルが高いリーグだと考えており、その中で頂点を取りたいという想いがあったからだとポスティングの挑戦表明時に述べています。

子供の頃からイチローや松井、松坂など日本のトップクラスの選手がメジャーを目指し活躍していた事に影響を受けたことも大きく関係しているそうです。

 

世界でオンリーワンの選手へ!異例の早期挑戦が実現した理由

大谷翔平が移籍した当時のポスティング制度による移籍は、海外FA権を選手が取得する前年に行われるのが通常でした。

海外FA権を取って選手にFAされると、球団は譲渡金を移籍先からもらえなくなります。

ですから、海外FAの取得前年に入札にかけることで譲渡金を得ようとするのが主流でした。

海外FA権を行使してメジャーリーグへ移籍を希望する選手は、日本のプロ野球の中でもトップクラスの選手。

在籍球団の主力選手なので取得する前年までしっかりとチームの主軸として働いてもらわなければならないと首脳陣が考えるのもおかしなことではありません。

しかし、大谷翔平は日本のプロ野球在籍が5年と言う異例の在籍期間でポスティングを容認されます。

大谷翔平は「世界のナンバーワン、オンリーワンの選手になること」が目標でした。

本人の希望が一番にあることは間違いないですが、大谷翔平に関わったGMや監督もまだまだ選手として伸びしろがある早い時期、才能が伸びている時期にメジャーへの挑戦をさせてあげたいと口を揃えて言っています。

日本ハムの球団に関わった全ての人が、大谷翔平の才能や努力し続ける人柄に惚れ、どこまで成長いつづけるかわからない大谷翔平を見たい!という想いが異例の早期挑戦をアシストしたと言えます。

 

大谷翔平の年俸が安い理由と年俸推移のまとめ

大谷翔平の年俸が安い!年俸推移と2021年の年俸がなぜ安いのかをわかりやすく解説!というテーマでお届けしました。

大谷翔平の年俸が安い理由は大きく2つの事が原因です。

  1. メジャーへ移籍する際の契約のベースが低かったこと。
  2. トミージョン評価を受けてから2021年の契約までに投手として復活できず、評価される材料が乏しかったことで球団の年俸の提示額も低く抑えられた。

現状の年俸推移は穏やかに上昇していますが、2021年の活躍が来年も続くようであれば間違いなく史上最高額お大型契約が得られる可能性もあります。

大谷翔平は自らプレーする環境や起用法については希望を伝えていますが、金額については代理人に契約を任せて無頓着のようです。

大谷翔平には最高のプレーを怪我せずに続けてもらうのが一番望むところではありますが、ファンとしては金額の評価も正当に受けて欲しいと思います。

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