今回は大谷翔平の育て方を両親の教育から学ぶ!大谷家流子育て3つの秘密!というテーマでお届けします。
メジャーリーグで二刀流で成功を収める大谷翔平は、プレースタイルや成績はもちろんのこと、紳士的な振る舞いや周りの人への心遣いがたびたび注目を集めています。
各球団のスター選手が集まるオールスターでも、ファンからはもちろんスター選手からも大人気!
グランドのどこにいても、選手やスタッフから声を掛けられる愛されキャラが際立っていました。
選手としての偉大さはもちろん、人間的にも高い評価を受ける大谷翔平を見て、大谷翔平のような子供を育てたい!そう思う人が増えています。
今回のテーマでは、大谷翔平のような子供を育てたい人に両親の教育方法と育て方を大谷家流子育ての秘密と題して紐解きたいと思います。
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Contents
大谷翔平の育て方 大谷家流子育て3つの秘密①子育てのポリシー
大谷翔平選手のご両親に取材した際、「特別な子育てのポリシーはありません」と口を揃えるお二人からいろいろとお聞きするなかで「子どもの前で夫婦喧嘩はしない」という話が出てきた。たしかに特別な内容じゃないなと思ったけど、実際に人の親になってみて、その難しさに愕然とする日々でございます。
— 菊地選手 (@kikuchiplayer) July 20, 2018
まず最初は、大谷翔平を史上最強の選手に育てた両親の育て方のベースになる大谷家流子育て3つの秘密①子育てのポリシーについてご紹介します。
大谷翔平の両親は特別という意識がないようですが、彼を育てた両親の話す内容を客観的に見て得られたポリシーが「子供の前では夫婦喧嘩をしない」というものです。
子供がリラックスして過ごせる空間が大切!
これは、大谷翔平の両親が家庭の中では子供がリラックスして過ごせる空間を作りたいという想いが強くあったためです。
これは後で紹介する大谷家の家庭環境を作る上でも土台となっている両親共通の想いです。
この想いを具現化したポリシーが「子供の前では夫婦喧嘩をしない」なのです。
夫婦喧嘩は子供に悪影響を与える
両親がケンカをすると子供は居心地が悪くリラックスして過ごすことはできません。
一緒にいるのも気まずいし、自分の好きな両親が争う姿は見たくないものです。
両親の仲がよければ居心地がよく温かい雰囲気の中でリラックスできますよね。
夫婦喧嘩は子供に悪い影響を与えるのです。
大谷翔平の両親は、夫婦喧嘩を子供に絶対に見せないように心がけていたそうです。
大谷翔平の育て方 大谷家流子育て3つの秘密②家族みんなが仲がいい家庭環境
人が、最初に身を置く環境は家庭…
そこで、言葉を覚え、生き方を身に付けて行く…
親子で話し方、感じ方が似る様に、子供の手本は間違いなく親!
良くも悪くも、親の生き方が我が子に大きな影響を与え、人生の土台を作る、重要な役割を果たしている…
日頃、子供にどの様な姿を見せてます?😊 pic.twitter.com/ZOf6ZqtdZc
— masa (@mGeLDxiN6rvkmW7) October 26, 2020
次に大谷翔平を育てた大谷家流子育て3つの秘密②家族みんなが仲がいい家庭環境についてご紹介します。
大谷翔平は父親、母親、兄、姉の5人家族で育ちました。
家にいる時の大部分は家族が揃ってリビングで過ごす時間が多かったそうです。
だから、大谷翔平が自分の部屋に戻るのは寝る時のみ。
なぜ自分の部屋に行かないのかというと、家族の仲が良いからです。
家族みんなで一緒に過ごすのが一番の時間だった訳ですね。
大谷翔平の子供時代のルーチン
大谷家の子供時代のルーチンも珍しいものです。
- 学校から帰ると一番にすることは家族そろってみんなでテレビを見ること。
- 勉強はリビングで兄弟と一緒にする。
1.学校から帰ってきた子供は全員リビングに集合して、両親と一緒に家族全員が揃ってテレビを見ていたそうです。
多くの親は学校から帰った子供に「勉強をしなさい!」と伝えます。
大谷家ではまず最初に家族団らんの時間を取りコミュニケーションを深めます。
テレビを見ながら、「今日学校どうだった?」、「楽しかったよ!」とか「給食美味しかった?」、「美味しかったからたくさん食べたよ!」みたいな会話もしてたんでしょうね。
みんなで同じテレビを見て、笑い、楽しみ同じ感情を共有するわけですね。
コミュニケーションが取れていると親子関係もよくなるので、親の言う事も素直に受け入れるようになります。
後で勉強しよう!と言っても素直に言う事を聞くようになる訳ですね。
実際に両親がそういうことを言ったかはわかりませんが・・・
2.テレビが終わったら勉強をリビングで兄弟みんなでします。
今は、子供は塾で勉強したり、部屋で一人で勉強したりすることが多くなりました。
大谷家では、リビングでお母さんが料理を作ってるそばで兄弟そろって勉強したそうです。
これだとわからない問題があった時に兄弟やお母さんに教えてもらうこともできます。
わからないことがすぐに教えてもらえる環境も大切ですね。
ご飯は家族そろってみんなで食卓を囲み楽しく食べる!
大谷家では、家族みんなで仲良く楽しい時間を過ごすことが大事にされていました。
その中でも特に大切にしていたのが食事の時間。
夕食は必ずといっていいほど5人で揃って食べていたそう。
子供時代の大谷翔平は好き嫌いが多く、あまりたくさん食べる子供ではなかったようです。
両親ももっと食べた方がいいと思っていたようですが、直接伝えるのではなく、子供達が楽しく食べれる環境を整えます。
お父さんが残業を辞めてすぐに帰宅して家族みんなでご飯を食べるように心がけたそうです。
その結果ご飯を食べるのが楽しくなってたくさん食べるようになったとか。
大谷家の休みの日に多かったのはホットプレートを使ったご飯。
家族みんなでホットプレートを囲んで料理を食べることで自然に会話が増えると考えたそうです。
家族みんなが仲がいいと何でも話せる関係になれそうですね。
もし、いじめなんかが起っても毎日顔を合わせることで異変に気づきやすいし、仲がいい家族なら困っていることを相談しやすくもなりそうです。
特別な子育ては何もしていないとご両親とも話されていますが、とても理にかなった子育てをされています。
大谷翔平の育て方 大谷家流子育て3つの秘密③子供の育て方
大谷翔平投手の育て方← pic.twitter.com/rcEes0OOXU
— ひろ虎(大山応援隊) (@hirotora1985) October 17, 2016
それでは最後に大谷翔平を育てた大谷家流子育て3つの秘密③子供の育て方についてご紹介します。
特に今子育てをされている方は絶対に参考にしたい話ですね。
大谷翔平の両親へのインタビューも多くの人がしてきましたが、ほとんどのインタビューに特別なことは何もしていないと答えておられます。
とはおっしゃるものの、どういった事をされていたのかを調べると腑に落ちることが色々とありました。
簡単に表現すると、あまり小さなことは気にせずに大らかに見守って子育てをされたということだと思います。
子育てルール①叱らない
お父さんもお母さんも厳しく叱ったことは『ほとんどなかった』と口をそろえて言います。
ここまでの秘密を見ると彼が問題行動を起こすことはほとんどないのではないかと思います。
ですので「叱らなかった」のではなく、「叱る必要がなかった」のかもしれません。
彼へのあるインタビューのなかでも「子供のころに両親から叱られた記憶はほとんどない」と答えています。
子育てルール②自分で決めさせる
習い事や進路などの選択や時期を親が決めるのではなく、必ず大谷本人に決めさせていたそうです。
子供が小さいころは、親が本人のためと思って代わりに意思決定をすることがよくあります。
しかし大谷家では子供のころから習い事や進路などには口をださずに本人に決めさせていたそうです。
これには自分で選んだことで自己責任の考えを身につけるということと、自分で決めたことを頑張れる子供になってほしいという想いがあったようです。
子供は自分で決めたことをやりきることで達成感が得られます。
その達成感を味わうとまたチャレンジしたくなるのですね。
メジャーリーグに挑戦したいと考えていた高3の時、ドラフトでの指名を受けて、日本ハムでプレイすることを決めたのは本人の意思です。
周囲からの反対の声が多い中で、二刀流でプレイすると決めたのも本人の意思。
彼の両親は毎日悩む息子の姿を見守り、息子が答えを出すことをじっと待ち、その結論に口を出すことはありませんでした
子育てルール③自分で考える習慣を持たせる
大谷翔平のお父さんは彼のチームで小学校時代は監督として中学校時代はコーチとして彼に接しています。
お父さんと息子の関係で唯一行ったのは、「野球ノート」という小学校5年生まで行った交換日記でのやり取り。
大谷翔平は今日の野球での反省点やこれからの課題を書き、お父さんはその日の振り返りと評価や課題克服に向けてのアドバイスを書いた交換日記です。
これはお父さんの考えによるもので、その考え方とは次の3つです。
- 自分のプレーを振り返り何が悪かったのかを自己分析すること。
- 何に取り組めばその課題をクリアできるのかを考えること。
- 考えたことを行動に移すこと。
野球ノートに反省点や課題を文字で 書き残すことで視覚化し、やるべきことを明確にすることで、練習でも意識して課題に取り組むことができると考えたそうです。
お父さんとの野球ノートを通じて学んだ教えは3つ。
- 「大きな声を出して、元気よくプレイする」
- 「キャッチボールを一生懸命に練習する」
- 「一生懸命に走る」
野球をする上で大切にしてほしいと想い事あるごとに書き続け、言い続けた教えだそう。
今の大谷翔平を見ると見事なほどに守り続けていることがわかります。
そしてこの日記が「自分で考える習慣を持つ」ことに繋がっているのですね。
大谷翔平の契約延長ある?FA取得で移籍するか3つのポイントで解説!
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大谷翔平の育て方を両親の教育から学ぶ!大谷家流子育て3つの秘密!まとめ
大谷君のお母さんになりたい…
子どもが野球をやってる日本のお母さんなら、皆そう思ってるはず!お疲れ様~(*^^*)明日も楽しみ♪#ShoheiOhtani #大谷翔平#ホームランダービー pic.twitter.com/2JLwrSNXM9
— LaLaLamissdj (@lamissdj) July 13, 2021
今回は大谷翔平の育て方を両親の教育から学ぶ!大谷家流子育て3つの秘密!というテーマでお届けしました。
大谷翔平の両親は共に謙虚な方で、数多く受けているインタビューのいずれも子育てに特別なことはしていないと一環しておっしゃっています。
まわりから見ると子育ての勝ち組と映りますが、お二人にはそういった自覚は一切ないのだと思います。
想像ですが、選手として活躍できるのは長い人生でも限られた時間だけ。
選手として悔いの残らないように体に気を付けて頑張ってくれれば・・・
という想いではないかと思います。
大谷翔平を育てた両親の教育方法や育て方から学ぶことはとても多くあります。
メジャーで大成功を収める、プロ野球選手になるということは、身体的な特徴や運も少なからずあると思います。
しかし自分の子供が人から好かれ、謙虚にまっすぐに育って欲しいという想いを実現するのに、大谷家流子育てはすごくためになることだらけだと思います。
一つでも参考になることがあればうれしく思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。