飲食店の店長を辞めたい人には絶対に見て欲しい新しい仕事の探し方

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飲食店の店長を辞めたい人には絶対に見て欲しい新しい仕事の探し方というテーマで書いていきます。

数多くあるサービス業の中でも突出して離職率の高い業界が飲食業です。

この記事を見ようとしている方は、現在飲食業で働かれている方が大半だと思います。

飲食業をされている方でも大きく二つに分けられると思います。

一つ目は、飲食という仕事が好きな人で、料理を作ることが楽しかったり、お客様に喜んでもらうことが嬉しいしやりがいを感じるという人たち。

二つ目は、飲食という仕事が好きだからという理由ではないがしている人。

この記事は飲食業に約20年ほど関わり、父の余命宣告を受けたことをきっかけに、いったん飲食業を離れて別の仕事をしていた経験をもとに前者の方に向けて書いていきます。

私はこの仕事が好きな仕事なら、辞めたい理由やあなたの置かれている状況や環境によって違いますが、続ける方法はあると思っています。

飲食が好きだけれども、今置かれている環境では続けることが困難に感じているという人に、好きな仕事を続けるための方法や続けれるためにどういう視点で考えればよいかというヒントになれば幸いです。

この記事を読み終わって、飲食店の店長を辞めたいと思ったけれどももう少し続けれるように頑張ろうと思ってもらえたら嬉しいです。

 

飲食店の店長を辞めたい人におすすめする新しい仕事の探し方

飲食店の店長が好きな仕事だと思っている人が辞めたいと思う理由って何でしょうか?

私の経験から考えると可能性としては4つあると思います。

  • 売上管理
  • 人間関係
  • スタッフ管理・育成
  • 労働環境

1つ目と3つ目については、上司に教えてもらったり、自ら学び実践することで解決方法は見つかると思います。

2つ目の人間関係については、関係性にもよりますが、当事者と直接話をしてみるか、対話が難しければ第3者に相談してみるのがおすすめです。

4つ目の労働環境については、まずは上司への相談がおすすめですが、

休みの数や残業時間などの取り決めは会社のルールとして決まっていることが多いので

基本的には自分一人だけで解決するのが難しいと思います。

 

労働環境は変えればいい!現在の飲食の転職市場の流れ

もしあなたが飲食業で店長の仕事が大好きだけど、労働環境が厳しくて辞めたいと思うのであれば、あなたの望む労働条件を満たしてくれる職場を探せばいいと思います。

一つの目安として、あなたの年齢が40才以下で、業種にこだわりがなければ、労働環境をよりよくできる飲食の仕事はいくらでもあります。

私は飲食の仕事が好きだけど、休みが取れない、休みが少ないことが辞めたい原因の人であれば働きやすい環境のある会社で飲食を続ければよいと思っています。

私が実際に転職活動を行い、現在の情勢をリサーチしたところ

コロナ流行前:飲食に限らずサービス業の人材獲得は難しく、45才以上の経験者採用も多くあり、採用年齢の幅を緩和して人材を確保しようとしていた企業が多かった。

コロナ流行中(現在の動向):飲食店からの人材が転職市場にあふれるようになり、企業は人選の幅を狭めた、これまでの40代以上もOKとしていた対象を30代までに絞り込んで採用活動を展開している企業が増加傾向。

もしあなたの年齢が39歳以下で店長職として即戦力であれば、現在の飲食の求人ニーズに合致します。

 

労働環境の整備に力を入れている会社が増えているおすすめの業態

居酒屋をはじめとするアルコールをメインに取り扱う業態は瀕死の状況ですが、現在の飲食業界で勝ち組企業が多く積極的に店舗拡大をしている企業が多いのこの3つ。

  • 回転すし

気軽に行けて幅広い年齢層に好まれ、テイクアウトの需要にも強い。

  • ラーメン

日常食としても人気があり、ランチタイムの集客が安定し、滞留時間が短いことで安心感があり、おひとり様から家族層・グループ客の集客が堅調。

  • 焼肉

換気のよさというメリットを全面的に打ち出し外食頻度が下がる状況下でも、目的来店が増えている。

転職市場でも積極採用しているのは、チェーン展開しているラーメン、ファミリー向け焼肉、回転寿司です。

こういった業態は利益率も一般的には高い水準が多いのでその分を従業員への労働環境への整備に向けている企業が多いです。

大まかな傾向として言えば、個人経営や中小企業よりも資本規模の大きい会社の方が労働環境の整備をしている、もしくは整備しようとしている会社が多い。

特に上場企業はコンプライアンス意識が求められるので厳しく管理するケースが多いのです。

もしこれまでの仕事が店長個人の裁量が大きい店舗運営をしていたのであれば、マニュアル型のチェーン店では仕事へのやりがいが感じにくい部分もあるかもしれません。

そこは、転職してから実績を作り、そういった部分の仕事を任せてもらえるようになればよいのではないでしょうか?数字を残したうえでの提案は歓迎され理にかなった提案は採用される確率も高まります。

私は、父との過ごせる残りの時間を考え、労働環境を優先して転職したので、以前より自分で考える仕事が減りましたが、その分自分で使える自由な時間が増えました。

月間の労働時間と公休数の変化

転職前月間労働時間:月300時間程度→転職後月間労働時間:残業込み200時間程度

転職前月間公休数:4,5回→転職後月間公休数:8回以上

私は転職後、父が亡くなった後も自由に使える時間を使って、自分の知識や体への自己投資に使うことができています。

家族への感謝の気持ちを形にして、外食や日帰り旅行に使うこともでき体力面での疲労感の軽減や、精神面でも充実していて労働環境を変えてよかったと断言できます。

 

 飲食店の店長を辞めたい人への私の体験談とそれでも続ける人へ

ここまでは、「辞めようか迷うなら一度働く環境を変えてみればよい」というお話をしました。

ここからは参考までに私の転職に至るまでの体験談と、それでも現在の環境の中で頑張ろうと思う方に向けたお話をしていこうと思います。

少し長くなりますが、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

私は何度か転職をしていますが、大学を卒業してからほとんど飲食に携わる仕事をしてきました。

最後に飲食に携わった仕事は焼肉と居酒屋を手掛ける中小企業。

複数店舗を統括して運営するエリアマネージャーとして、接客マニュアルの作成や商品開発、販促プランの作成など多岐にわたって任せてもらいました。

長時間労働ではあるけれど、楽しさとやりがいを感じる仕事。

休みの日は、仕事の続きをしたり、美味しいお店を探したりもっと売上を上げるヒント、売れるメニューのヒント探しで使っていました。

 

父の余命宣告

そんな中、父がすい臓がんになり余命宣告を受けます。

この時に家族とともに決めたことは二つ

  • 父が亡くなった時に後悔をしないようにする
  • 家族で父が余生を楽しめるようにサポートする

一つ目は、これから父と過ごす時間は限りがあるので、父に対して自分ができることをしてあげて、父が亡くなった時に、「もっと○○をしてあげればよかった」みたいな後悔をしないように行動する。

二つ目は、余命宣告を受けながらも、抗がん剤治療を受け前向きに闘病しつつ、普段の生活では誰よりも家族団らんを好み、適度な飲酒と読書を楽しむ父をサポートして父が楽しい時間を多く作る。

この二つを決めてから、仕事の比率を下げて働くことにして休みをしっかりと取り、自由に使える時間を確保するようにしました。

 

ブラック環境から離れたきっかけと辞めてよかったこと

新しく新事業をはじめる事になり、選任の担当者はいるものの、サポート業務が増えて、月間の労働時間も300時間から400時間近くまで増えました。

寝る時間以外は通勤と仕事でほぼ消えます。

たまの休みも配達員の手配がつかず配達を手伝うことも。。。

そして私はこのブラックな環境から離れることにしました。

自分が好きでしていたことでもあるので、「ブラック」という呼び方はあまり好きではありませんが、世間的にそう言われても仕方のない環境です。

私は「父が亡くなった時に後悔したくない!」、「父が余生を楽しめるサポートをしたい!」この二つの気持ちが仕事よりも優先順位が高くなり決断をしました。

正直、父の病気がなければ、飲食の仕事を辞めることはなかったと思います。

仕事を辞めて半年後、父が亡くなりました。

でも、私は一切後悔しませんでした。

細かいことを言えば、もう少しこうしてあげればよかったみたいなことはあります。

しかし、最後の半年間は、父の余命宣告を受けた際に決めた二つのことにしっかりと向き合えたのでよかったです。

父を見送る最後のお別れの時に、今までの感謝の気持ちと後のことは任せてくれとしっかり伝えれました。

この体験が私の仕事観と人生観に大きな影響を与えました。

今まで以上に、仕事をいかに早く効率よく終わらせるかをより深く考えるようになり、自分の時間や休みを増やして自分への自己投資を行う事と、自分の身の回りにいる人をより大切にするために使いたいと思うようになりました。

 

ブラックを受け入れて働く選択をする人に向けて

私は飲食が好きだけれども、辞めようかと迷うなら新しい労働環境を手に入れて好きな仕事をしながら、自分の生活も充実させることをおすすめします。

ただ、悩みながらも続ける人が多いのも事実。

私の経験上、飲食業で転職をあまりしたことが無い人は、飲食はブラックなものと認識してそれを受け入れている人が多いように思います。

続ける理由がそのお店や会社、一緒に働いている人への思い入れがあって現状を受け入れても幸せだと感じるのであれば構わないと思います。

そう決めた人の人生ですから。

ただ、現在の世の中の流れとして、法律に基づいた正しい労働環境については学んでおくことが必要です。

中小企業で利益率の低い会社であれば、いきなり全てを法律に基づいた環境を整備することは難しいものだとは思います。

しかし、これからも未来に向けて会社を継続していくためには、段階的に整備していく必要があり、長いこと働いている人こそ、経営者と一緒にどうすればできるようになるかを一緒に考えて欲しいと思います。

 

まとめ:飲食店の店長を辞めたい人には転職活動がおすすめ

今回は、飲食店の店長を辞めたい人には絶対に見て欲しい新しい仕事の探し方というテーマで、飲食店の店長を辞めたい人に、労働環境を変えて働くためにはどうすればよいかについて、私のこれまでに経験したことをもとにお話させていただきました。

飲食店はこれから先も無くなることはありませんが、大きく儲けることが年々難しくなっていくことは間違いありません。

そんな中でも、そこで働くスタッフがやりがいを持って無理なく働ける労働環境を整えるのは、業界としての課題だと言えます。

働くあなたも、自分の仕事とプライベートをいかに充実させれるかを考えながら仕事をしてほしいと思います。

飲食店の店長を辞めたい人には、労働環境を変えてみることをおすすめします。

今回このお話に、出会ったことがきっかけとなり、あなた仕事を見直すきっかけになればうれしく思います。